久保田実生からのお知らせ。
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郷土史会7月定例会。
添田郷土史会7月定例会 13:30~15:00
講師 岩本 教之さん(添田町教育委員会学芸員)
演題 添田町の発掘調査について
中元寺の宮の前遺跡の発掘状況などについて、報告がありました。
パワーポイント(スライド)を使っての説明だったので、わかりやすかったです。
宮の前遺跡からは、弥生時代中期(2100年前ごろ)の貯蔵穴と土坑や、奈良末~平安時代前半(1200年前ごろ)の多くの掘立柱建物跡などが出土しているようです。



なかなか直接見られるものではないので、いい機会になりました。
下の写真(手のひらに乗せているもの)のものは、衣冠束帯の帯装飾です。この装飾品には穴が開いていますが、ここに糸を通して、帯に飾り付けていたようです。すごいですよね。
出土品などから、この辺りに郷庁などの官施設が置かれていたのではないかということです。
いやー、添田町の悠久の歴史を感じたひとときでした

説明の中では、「口分田」とか「墾田永年私財法」などが出てきていました。
懐かしなーと思うと同時に、そのときに、この添田の歴史なんかも一緒に覚えていれば、興味関心の持ち方も変わったんじゃないかなーとも思いました。
せっかくこのような歴史的遺物があるのですから、教育に使わない手はないですよね。
添田っ子の教育に活かしたいものです。
◆山伏住居跡で一句いかが 英彦山・財蔵坊に投句箱 添田町観光ガイドが設置(西日本新聞Web版)(cache)
投句箱が設置されたようです。
いいですね、このような試み。
スロープカーだけでは、財蔵坊にはなかなか行かないでしょうから、是非、散策していただきたいですね。
様々な句会があるでしょうから、吟行にいかがでしょうか?
山頭火や杉田久女の句碑がある英彦山でもありますからねー。
添田っ子は山頭火や杉田久女のことを知ってますかね。。。
もう一つ、以前に取り上げようと思っていた記事です(5月20日のもの)。
◆「英彦山お潮井採りルートマップ」 行橋で展示 川や史跡紹介(西日本新聞Web版 cache)
こういうマップが残るのっていいですね。
私も一部いただきました(母がもらってきてくれました)。
修験道とか山伏を知らない添田っ子も増えたでしょうね。
神事なんで難しいかも知れませんが、別の時期にでもこのルートを歩いてみるイベントなんかいいかも知れませんね。
イベントといえば、8月2日(土)に添田町の花火大会があります

21時からですが、その前にはねぶたもあります。
新聞にも広告が出ていたようですが、多くの人が訪れてくれるといいですね。
あと、第18回英彦山サイクルタイムトライアル大会もホームページを開設し、募集を開始したようです。
昨年参加したからでしょう、私の所へも参加用紙が届きました。
開催日が9月21日(日)なんですよねー。2008玄海100kmウルトラマラソンと重なっているのが残念

ズレていればどちらにも出れるのに。。。
7日の活動日記。
添田町でも多くのツーリング客をみました。
私は、4日に山口、5日に福岡、6日に下関とあちこちへと行っていました。
どこへ行っても、人が多いもんですねー。
下関の帰りに、香春町の神宮院へ寄りました。猿をみに行ったのですが、猿はいませんでした。
杉田久女の句碑と梵字石がありました。


杉田久女の句は、次のものです。
梅林のそぞろ歩きや筧きく
探梅や暮れて嶮しき香春嶽
子どもの頃には、何度か来た記憶もありますが、句碑や梵字石があるなんて知りませんでした。
大人になって来ると、気付かなかったものに目がいくもんですね。
その分、目がいかなくなっているものもあるのでしょうが。
句について調べようと、検索してみましたが、香春町のホームページにはひっかからないんですね。
どうやら、香春町のホームページ内には情報がないようです。
広報そえだ5月号が出ました。Web版もアップされています(こちら)。
津野小学校の山村留学生のことが出ています。
なかなかいい紙面だと思います。
今年の山村留学生は、今のところ2名のようです。
追加募集も行っているようですよ(津野小学校山村留学)。
広報そえだ「人の動き」による一年前との比較です。
平成19年4月1日現在 人口 12,185人 世帯数 4,985世帯
平成20年4月1日現在 人口 11,970人 世帯数 4,972世帯
一年で215人減です。
ちなみに、平成18年4月の人口は、次の通りです。
平成18年4月3日現在 人口 12,375人 世帯数 4,959世帯
世帯数の増減はありますが、人口は年間200人ペースで減少ですね。
このペースですと、平成25年(2013年)には11,000人を割り、平成30年(2018年)には10,000人を割るかも知れません。
5年先、10年先のことを考えてまちづくりをするならば、この人口減少のことも考慮しないといけないですね。
議会広報も一緒に配布されているのですが、ホームページへのアップはまだのようです。。。