添田の人~久保田実生の活動日記~

英彦山の麓にある添田町(福岡県田川郡)。そんな添田の住人、久保田実生(くぼたみしょう)の政治的活動日記です。

久保田実生からのお知らせ。

☆添田町議会のYouTubeチャンネル(こちら
 YouTubeで議会中継がご覧いただけます。チャンネル登録、よろしくお願いいたします。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

検察審査会が「起訴相当」の判断。

福岡町村会汚職:添田前町長の元後援会長ら、証言拒否で起訴相当--飯塚検審(毎日jp)cache

平成23年11月9日に、飯塚検察審査会へ申立書を提出しました(日記はこちら)。
その結果が、申立人代表の松本さん家に文書で届きました(平成24年1月27日付の文書)。
結果は、なんと、「却下
もしかしたらと思っていたのですが、「申立人らに申立権がないので」というのが、その理由でした。
結局、告発したのは議会であり、私達個人(議員)ではその資格がないということでした。

ここで終わらなかったのが、今回のびっくりするところ。
封筒にはもうひとつ文書が入っていました。
「議決書の要旨の写しについて」というもの。
「あなたから申立のあった事件については、職権で審査されましたので、参考のため議決の要旨の写しを、別添のとおり送付します」とあります。
つまり、私達の申立は却下したものの、申立のあった事件について、検察審査会自らが審査をしたので、その結果をお知らせするというもの。

検察審査会が(報道などにより)独自で調査をすることもあるのは知っていたので、そんなこともあるかもねと申立人3人では話していたのですが、そのようになるとは。。。(検察審査会の概要

検察審査会の議決は、「本件不起訴処分はいずれも不当であり、起訴を相当とする」。
検察審査会の議決には3つの種類があります(検察審査会)。
 ① 不起訴相当の議決…不起訴処分は納得できる。
 ② 不起訴不当の議決…もっと詳しく捜査して起訴か不起訴か決めるべき。
 ③ 起訴相当の議決…事件を起訴すべき。
今回の起訴相当の議決は、検察に起訴すべきとしているものであり、強いものです。
ニュースにもあるように、この議決を受けて、福岡地方検察庁飯塚支部も検討を行うようです。

この件については、ボールは私達の手を離れ(申立は却下)、検察審査会から検察へ渡ったということになります。
再び検察が捜査し、起訴/不起訴の決定を行います。
起訴となれば、事は進みますが、再度、不起訴となった場合は、検察審査会での審査が再び行われます。
その審査で再び起訴すべきとなれば、強制起訴となります。小沢さんのときのパターンです。

不起訴処分とした検察官は、異動で飯塚支部に現在はいません。
再度の捜査で、前回と違う処分になるのではなかろうかと思います、期待を込めて。。。

検察審査会への申立なんて、もちろん初めてでしたが、やってよかったなと思っています。
3人(申立人)でも話したのですが、百条委員会を設置した目的の、個人情報の目的外使用があったかどうかもわからないままで終わるのはどうか。あったのかなかったのか、ハッキリさせてほしいと。今回の議決をきっかけに、ハッキリする可能性も出てきました。
あと、百条委員会の法的拘束力があると示されるので、議会の権威失墜にもならんでよかったと。
他の自治体でも百条委員会の設置なんて話を聞きますからね。
「証言を拒否しても、罰せられない(ことがある)」という前例にならずに済みそうです、きっと。。。

【資 料】 ※ 一部修正して、個人名は伏せています。
1.審査申立事件の議決について(申立の却下)
審査申立事件の議決1  審査申立事件の議決2

2.検察審査会の議決の要旨(起訴相当の議決)
議決の要旨1  議決の要旨2  議決の要旨3

3.新聞記事
① 毎日新聞
毎日新聞

② 西日本新聞
西日本新聞

③ 朝日新聞
朝日新聞
スポンサーサイト

検察審査会へ申立書を提出。

9日(水)、飯塚検察審査会へ申立書を提出してきました。
検察審査会、小沢さんの事件で有名になりましたが、私も関わることになろうとは。。。

◆ご参考 検察審査会(http://www.courts.go.jp/kensin/index.html)

上記のページは、裁判所の中のページなのですが、
飯塚検察審査会も飯塚の裁判所(福岡地方裁判所飯塚支部)の中にあります。申立てを行うまでは、どこにあるのかさえ、知りませんでした。
福岡地方裁判所飯塚支部。 飯塚検察審査会。

今回、検察審査会へ申し立てを行ったのは、松本雄二さん(町議)、岩本泰三郎さん(前議員)、私の3名です。
昨年7月に地方自治法違犯で3名を添田町議会として告発しましたが、不起訴処分(起訴猶予)となったので、それに対する申し立てとなります。

告発された3名にとっては余計なことをと思われるかも知れませんが、「罪を憎んで人を憎まず」という言葉もあるように、3名をどうのこうのという気はないのです。
ただ、不起訴処分に納得できないので、ほんとにその処分が正当なものであるかどうかを確認したいだけなのです。

申し立ての理由(不起訴処分を不当とする理由)は、次のことが大きな理由です。
① 検察の処分が山本前町長との絡みで行われていること
② 議会権威の失墜につながること

① 検察の処分が山本前町長との絡みで行われていること
検察庁(福岡地方検察庁飯塚支部)の処分は、不起訴(起訴猶予)というものでした。
検察庁の説明(平成23年8月31日)では、実質的な争いが山本町長(当時)との対立にあり、その山本町長が町長ではなくなったので、一番の目的を達したとの説明がありました。だから、地方自治法違反の事実は認められるが、起訴までする必要はないとの判断(起訴猶予)になったというのです。
しかし、百条委員会(個人情報の目的外使用に関する調査特別委員会)を設置したのは、山本町長との対立で設置したのではありません。その目的は、平成22年4月24日頃に各世帯に配布された封書の宛名に、町が保有する個人情報が不正に使用されたのではないかという疑いがあり、その調査をするために設置されたのです。
結局、調査権しかない議会では、どのようにその封書が送られたのかをはっきりとさせることはできませんでした。だからこそ、捜査権のある警察・検察で、はっきりとさせてもらえればとの思いもあり、告発に至ったのです。
検察庁からの説明の中では、個人情報の不正使用についての説明を得ることはできず、百条委員会設置の当初の目的は未だに達成されていないままです。
このように山本前町長との絡みで不起訴処分とすることは、不当と言わざるを得ません。

② 議会権威の失墜につながること
百条委員会とは、地方自治法第100条に定める調査権を有する委員会です。
その第3項及び第7項では、記録の不提出・証言の拒否・虚偽の陳述をした場合には処罰されるとされています。また、同条第9項では、議会は告発しなければならないとされています。
3名はまさに、この地方自治法に違反したからこそ、告発されました。それも、処罰されますよとの説明を受け、自身が宣誓したにもかかわらず違法行為を行ったからです。
しかし、3名は処罰されないままになろうとしています。このことは、議会の調査権を有名無実にすることに他なりません。このような前例をつくれば、添田町議会のみならず他の議会の調査権も形骸化してしまうことになりかねません。
議会権威の失墜につながるような不起訴処分は、不当と言わざるを得ません。


と、いうような理由を添えて、申立書を提出してきました。
書類は受理されましたが、どのようになるのかは、検察審査会での審査となります。
審査会については非公開で行われますので、どのような内容かを知ることはできません。開催日も非公開ということで、いつ審査されるのかもわかりません。1回の審査会で終わるかどうかも、わかりません。
あとは、お知らせ(結果)を待つだけとなります。

気になるのは、申立人の「資格」を書かなければならないのですが、今回、「告発人」と「被害者」に該当するとして提出しています。告発は議会としてしたのですが、その一員であったということから告発人として。また、百条委員会の一員であり、3名の違法行為によって調査を妨害されたということから被害者として、該当するとしました。
しかし、この資格に該当するかどうかも審査会での判断となります。
資格なしとなれば、そこで却下されておしまいということになるかも知れません。
とにかく、あとは待つだけです。
私(私達)ができることはやったつもりです。

福岡町村会汚職:「不起訴」は不服、検審に申し立て--添田町議ら /福岡(毎日jp)cache

◆西日本新聞(朝刊 筑豊版)
西日本新聞・20111110。


◆ご参考 地方自治法第100条(http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S22/S22HO067.html)

第100条  普通地方公共団体の議会は、当該普通地方公共団体の事務(自治事務にあつては労働委員会及び収用委員会の権限に属する事務で政令で定めるものを除き、法定受託事務にあつては国の安全を害するおそれがあることその他の事由により議会の調査の対象とすることが適当でないものとして政令で定めるものを除く。次項において同じ。)に関する調査を行い、選挙人その他の関係人の出頭及び証言並びに記録の提出を請求することができる。
2  民事訴訟に関する法令の規定中証人の訊問に関する規定は、この法律に特別の定があるものを除く外、前項の規定により議会が当該普通地方公共団体の事務に関する調査のため選挙人その他の関係人の証言を請求する場合に、これを準用する。但し、過料、罰金、拘留又は勾引に関する規定は、この限りでない。
3  第一項の規定により出頭又は記録の提出の請求を受けた選挙人その他の関係人が、正当の理由がないのに、議会に出頭せず若しくは記録を提出しないとき又は証言を拒んだときは、六箇月以下の禁錮又は十万円以下の罰金に処する。
4  議会は、選挙人その他の関係人が公務員たる地位において知り得た事実については、その者から職務上の秘密に属するものである旨の申立を受けたときは、当該官公署の承認がなければ、当該事実に関する証言又は記録の提出を請求することができない。この場合において当該官公署が承認を拒むときは、その理由を疏明しなければならない。
5  議会が前項の規定による疏明を理由がないと認めるときは、当該官公署に対し、当該証言又は記録の提出が公の利益を害する旨の声明を要求することができる。
6  当該官公署が前項の規定による要求を受けた日から二十日以内に声明をしないときは、選挙人その他の関係人は、証言又は記録の提出をしなければならない。
7  第二項において準用する民事訴訟に関する法令の規定により宣誓した選挙人その他の関係人が虚偽の陳述をしたときは、これを三箇月以上五年以下の禁錮に処する。
8  前項の罪を犯した者が議会において調査が終了した旨の議決がある前に自白したときは、その刑を減軽し又は免除することができる。
9  議会は、選挙人その他の関係人が、第三項又は第七項の罪を犯したものと認めるときは、告発しなければならない。但し、虚偽の陳述をした選挙人その他の関係人が、議会の調査が終了した旨の議決がある前に自白したときは、告発しないことができる。
(以下 省略)



【まとめ】これまでの経過
○平成22年4月20日 リコール署名スタート
ご参照 山本町長をリコールする会のブログ

○平成22年4月24日頃 リコール署名に反対する封書が届く
添田町の各家庭に世帯主を宛名とする封書が届く。差出人は「ほんとうに添田町を考える会」「山本後援会」の連名。宛名は直筆で、住所・氏名は住民基本台帳通りの表記となっている。例えば「数」→「數」、「寿」→「壽」など。また、「浩」と間違って「活」と戸籍登録してしまった方には「活」の字で届くなど。

○平成22年4月30日 保有個人情報利用停止請求書を町に提出
41名の町民が、町が保有する個人情報が不正に利用された疑いがあるとして、町に利用停止の請求を行った。後日、そのような事実はないとして、請求は棄却された。

○平成22年5月20日 特別委員会設置
第2回添田町臨時議会を開催(動画その1その2)。個人情報の目的外使用に関する調査特別委員会が設置された。
この日から7月14日までの間に11回の特別委員会を開催。

○平成22年7月20日 添田町議会で3名の告発を決定
第3回添田町臨時議会を開催(動画その1)。3名それぞれを地方自治法違反で告発することを議会として全会一致で決定。

○平成22年7月20日 田川警察署へ告発書を提出
議会での決定を受け、議長名で田川警察署へ告発書を提出。受理は7月21日。

○平成23年3月23日付 処分通知書が議会へ届く
福岡地方検察庁飯塚支部より添田町議会議長宛てに処分通知書が届く。処分は不起訴。その後、どう対処するかを議会として検討。

○平成23年5月20日 福岡地方検察庁飯塚支部へ連絡
議会事務局から不起訴となった理由を教えてもらいたいと電話連絡。訪問をお願いするが、断られる。理由告知書は送付できるとのことで、送付を依頼。

○平成23年5月25日付 不起訴処分理由告知書が届く
福岡地方検察庁飯塚支部より添田町議会議長宛てに不起訴処分理由告知書が届く。理由は、主文部分の起訴猶予のみ。この後、議会としての対処について検討。

○平成23年6月23日付 添田町議会議長より申入書を送付
起訴猶予だけの説明では納得できないので、どうして起訴猶予となったのか、その理由を説明してもらうべく、議長名で福岡地方検察庁飯塚支部へ申入書を送付。

○平成23年8月31日 福岡地方検察庁飯塚支部による説明
申入書に対して、福岡地方検察庁飯塚支部が説明に応じてくれた。議会を代表して、松本さん、浦野さん、私の3名と議会事務局職員が説明を受けた。
処分を決定した検察官は4月に異動となったため、後任者からの説明であった。が、こうした説明自体もあまりないことであり、説明をしていただけたことには感謝。説明をしてくれた検察官(支部長)も誠実な対応であった。

○平成23年9月16日 不起訴処分に対する議会での取り扱い決定
福岡地方検察庁飯塚支部からの説明を全員協議会で報告。その後、9月16日の全員協議会で対応を協議。検察審査会への申し立てをするかしないかで意見がわれたので、採決を行った。結果、2-10(議長は決に加わらない)で、議会としては検察審査会への申し立てはしないことに決定。
その後、松本さん、岩本さんと個人として検察審査会へ申し立てを行うことを確認し、申立書を作成。

○平成23年11月9日 飯塚検察審査会へ申立書を提出

プロフィール

久保田 実生

Author:久保田 実生
まちづくリストを目指して活動しています。
添田町議会議員(3期目)。

足跡掲示板

お気軽にコメントしてください♪

※私が不適切だと判断した書き込みは、通知なしに削除する場合があります。ご了承ください。

カテゴリー

最近の記事&コメント

月別アーカイブ

ブログ内検索

キーワード(タグリスト)

キーワードを選択いただくと、関連する日記(記事)をご覧いただけます。

PDCAJIAM添田町議会飯田市行政評価決算審査添田町震災防災大分県熊本県四万十塾狭山事件イベント議会改革川崎町渋谷区クローズアップ現代News23あり方委員会議会広報常任委員会選挙産業厚生常任委員会相川俊英条例年金歴史的風致維持向上計画総合計画議会だより総務文教常任委員会議会議会広報特別委員会ふるさと納税日光市マンガ福岡市行財政改革カイゼン鳥取県わかりやすい予算書DNA運動平川市議会ホームページ福岡市議会チーム議会情報共有子育て講演会花まる学習会高濱正伸議員定数人口藻谷浩介市町村合併婚活街コン流山市議会松野豊クラウドファンディングチクスキ中村文昭観光指定管理者ホテル和住民投票情報発信広川町入札川町情報公開スケジュールまちづくり津屋崎英彦山がらがら英彦山糸田町大阪維新の会せんたくまちぱぶ協働ワールドカフェ大刀洗町NPO共働リコール百条委員会検察審査会ボランティア社会保障世代間格差Evernote奈良市屋久島アクセス数田川市香春町対話事業仕分け構想日本視察御船町福島町福津市ビジョンカフェ田川高校夏祭り男女共同参画ホタル対馬市白老町ウッディー観光ボランティアしゃくなげ荘歓遊舎ひこさん東京財団我孫子市福嶋浩彦神幸陸前高田市八木澤商店議会基本条例東日本大震災報酬審議会マニフェスト武雄市南風原町電子自治体浦添市財務諸表新地方公会計制度松本武洋和光市岡垣町江華郡山伏弁当岩石城ハコモノ行政有害鳥獣地域ブランドイノシシ英彦山サイクルタイムトライアル森の家ボイラーボイラー委員会100条委員会個人情報保護地方自治法議会報告会全員協議会滞納英彦山勤労者福祉協会住宅公職選挙法教育首長阿久根市栄農社公共交通医療制度水源地福智町政治倫理条例飯塚市予算e都市ランキングブロードバンド一般質問総合窓口修験道美深町戦争長谷川岳夏まつり下條村海士町山口はるな小布施町寄付政策木下敏之財政クマタカ猪名川町平和期末手当ラスパイレス指数議員力検定日置市須佐神社国民健康保険まちの駅社民党妊産婦健診浄化槽助成金森林環境税粉炭ストーブ平和憲法をいかす会沖縄国土調査小泉改革都市間交流夕張市財政健全化法添田町郷土史会広報そえだ水道馬路村決算審査特別委員会歴史産廃処分場敬老会ゴミ富士山杉田久女句碑種田山頭火高校交際費直方市基地少子化町民税佐々木小次郎組合乳幼児医療制度川渡り神幸祭渕上塾労政懇田植え米作りNPOタケノコ終末期医療費三セク山村留学津野平成筑豊鉄道クラスター爆弾栗山町添田東長生会平均寿命長洲町2050年大任町遺跡議会事務局まちづくり推進室自己紹介

トラックバック

カウンター&管理方針

※管理者(=私)が不適切だと判断したコメント・TBは、通知なく削除する場合があります。ご了承ください。

ツイッター(twitter)

リンク

このブログをリンクに追加する

お気に入りのブログ

メール(お気軽にどうぞ)

こちらのフォームから管理者(=私)にメールを送ることができます。

お名前:
メールアドレス:
件名:
本文:

RSSフィード

ブログランキング


クリックしてくださいね♪ にほんブログ村 政治ブログへ

日記の写真

日記中の写真をクリックすると原寸表示されます。 もう一度クリックすると閉じます。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。